さくらのレンタルサーバーでownCloud10.0.8

ownCloud(おうんくらうど)は、dropboxやgoogle driveのようなオンラインストレージを、自前のサーバに構築できるソフトウェアです。今回のようにレンタルサーバー上に設置すれば、手元のPCやスマホ同士で、ファイルの同期を実現できます。また、

ちなみに、ググると最上位に日本代理店のサイトが表示されますが、アクセスすべきサイトは、その一つ下です 🙂

おおよそマニュアルに沿って操作すれば構築できますが、時間のかかる作業や、さくらのレンタルサーバー特有の作業があります。よってこの記事では作業の順序について気をつけたほうが良い点と、さくらのレンタルサーバー特有の作業を中心に説明します。

接続先ドメインを作る

ownCloudサーバを設定するドメインを用意します。

DNSの伝搬に時間がかかる(数時間)ので、早めの作業がおすすめです。

既存のドメインを用いるのであれば、本作業は不要です。

さくらのコントロールパネル

「ドメイン/SSL設定」

「新しいドメインの追加」

ここでは、cloud.example.comというドメインを設定したとします。

また、http://cloud.example.comは、サーバの、~/www/owncloud/にマッピングされているものとします。

テスト(設定から数時間後)

cd ~/www
mkdir owncloud
vi owncloud/index.html
—-
<html><body>HELLO!!</body></html>
—-

数時間後にブラウザよりアクセスし、HELLO!!が表示されることを確認します。待っている間に以下の作業を済ませてしまいましょう。

SSL証明書発行

無料SSL証明書を用いた場合、発行まで数十分かかりましたので、これも早めに作業しておきます。

「ドメイン/SSL設定」

「SSL 証明書 – 登録」

「無料SSLの設定へ」

 

「無料SSLを設定する」

PHPバージョン設定

ver7に設定します。

「PHPのバージョン選択」

intlモジュール有効化

ownCloudの動作に必要なPHPモジュールが、さくらのレンタルサーバにて標準提供されていないため、ビルドする必要があります。おおよそ30分くらいの作業です。(うち、ビルド待ち15分ほど)

こちらの記事を参考に作業します。

https://qiita.com/masa-kunikata/items/bc34b33fdc169b660c58

データベースを作る

ownCloudはSQLiteでも動きますが、さくらのレンタルサーバでは無償でmysqlを作成できるので利用します。

「データベースの設定」

後ほど必要になるので、接続先、ユーザー名、パスワードなどメモしておきます。

ownCloudサーバインストール

最初に設定したドメインに対して、httpsで接続できることを確認します。

(ブラウザから https://cloud.example.com/ にアクセス)

アクセスできたら、ownCloudサーバをインストールします。

ssh接続

レンタルサーバーにSSHで接続します。Windowsの方はTeratermなどのインストールが必要かもしれません(今どうなんだろう?)

ダウンロード


% cd ~/www
% rm -rf owncloud
% wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-10.0.8.zip
*上記URLにブラウザから接続してダウンロード→レンタルサーバーに転送でもよいです。
% unzip owncloud-10.0.8.zip

初期設定

ブラウザから https://cloud.example.com/ にアクセス。

あとは画面通り。

PCクライアント

ファイルを同期したいクライアントPCに、ownCloudクライアントアプリをインストールします。PCクライアントは無償で使えます。

スマホでも同期

スマホ版のクライアントは有償です(といっても、百円くらい)。

Androidでしたら、FolderSyncという無償アプリが、ownCloudの同期に対応しています。