木目込み人形 兜

全くの素人が木目込み人形を作った時気付いたことや、制作のコツについて。

木目込み人形(きめこみ人形)

木の人形に溝を掘り(筋彫り)、その溝に沿って布地を当て、キリなどで布地の端を溝に埋め込んで固定することで、衣装をきているように見せる人形です。木の目に(布地を)込めるってことでしょうかね。この、布の端を溝に埋め込む作業を「木目込む(きめこむ)」といいます。

今回は、酒井産業株式会社の木目込み人形 兜を作りました。こちらのキットにはあらかじめ筋彫りされた人形と、木目込む布、目打ち(キリ)、ボンドなど、一通りの道具が同梱されています。あとは、鋏と濡れ布巾とマチ針を用意すれば、作業を始めることができます。

これが
こうなる

 

超重要!作業時間について

サイトにはこんなん書いてありますが、

素人が4時間では完成できません。慣れた人基準の制作時間のようです。

モノの性質上、納期(五月五日)厳守を家族より厳しく迫られることがあると思いますので、これにはとても注意が必要です。前日にちょっと時間取ればいいやと思っていると、泣きます。

作業のコツ

裁断は雑で、一回り大きく

型紙に沿って布を裁断するのですが、裁断した布は木目込む際にさらに形を整えるために裁断する事になります。よって型紙の線にピッタリ合わせる必要はありません。ある程度雑に切ることで、時間の節約にもなります。

また、結構シビアな型紙があり、型紙の線ピッタリに切ったら布地に余裕がなく難儀した箇所がありました。どうせあとでもう一度切るので、裁断時は型紙より少し余裕を持って裁断する方が良さそうです。

ボンドは溝に沿うように塗る

型紙に沿って裁断した布は、一度軽く木目込んで、布を剥がし、改めて正確な形に切り抜きます。この、軽く木目込むときに、あらかじめ筋彫りに沿ってボンドを薄く塗っておくとよいです。布を剥がした時、ボンドの跡をガイドに切り抜くことができます。

小さなハサミがあると便利

眉毛切りのような先の尖った小さなハサミがあると便利です。

No.1が一番難しい

型紙に番号が振ってあり、一見この順番に木目込むかのように見えますが、No.1(金色の鍬形の部分)が一番難しいです。まず平面的な部分で修行を積んでから、No.1に挑むと良いでしょう。

総角結び

画像の赤紐の結び方を「総角結び(あげまきむすび)」と呼ぶのですが、結び目の向きにより、人型(ひとかた)と入型(いりかた)があります。兜を結ぶ時は人型で結びます。ちなみに、入型は神社などで見かけます。

それでは、レッツ木目込みライフ 🙂