ビットコインのソースコードを取得する(macOS)

ビットコインの仕組みは公開されているため、誰でも自由にビットコインを利用するソフトウェアを作ることができます。

ビットコインの発案者であるSatoshi Nakamotoは自身のアイデアを実証するためのプログラムを作成していて、そのプログラムが有志の開発者グループによってメンテナンスされ続けています。Satoshiは2011年4月ごろに開発から離れ、現在(2018年1月)に至るまでその正体は不明なままです。

ビットコインのプログラム一式は、bitcoin coreと呼ばれています。

今回はbitcoin coreソースコードを、自分のPCに取得する方法について記します。

対象

macOSを対象とします。linuxやWindowsでも大まかな作業の流れは一緒ですので、「XX widows インストール」などと検索して進められると思います。

解説

GitHub

bitcoin coreはGitHubというサイトで管理されています。GitHubの説明は本筋から外れるので省略しますが、ともかくこの場所でソースコードが管理されていて、日々開発者が更新を続けています。

git

ソースコードを取得するためには、このGitHubに接続するためのアプリをPCにインストールする必要があります。それがgitです。gitの入門はサルでもわかるGit入門がとっつきやすいです。

homebrew

macOSにgitをインストールするために、homebrewというパッケージ管理ソフトをインストールする必要があります。しないでよい方法もあるのですが、今後使うのでぜひ。

インストール

まずはhomebrewから。ターミナルを起動して、以下のコマンドを入力します。


$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

ここで、Xcode (macOSの統合開発環境)がインストールされていないと、「コマンドライン・デベロッパ・ツールが必要です。ツールを今すぐインストールしますか?」と聞かれますので、インストールします。事前にXcodeをインストールしても良いです(確か数GByteあります)
homebrewがインストールできたら、早速homebrewを使ってgitをインストールします。


$ brew install git

インストールが完了したら、試しにgitコマンドを動かしてみます。


$ git --version
git version 2.14.3 (Apple Git-98)

最後に、bitcoin coreのソースコードを取得します。


$ git clone https://github.com/bitcoin/bitcoin.git
Cloning into 'bitcoin'...
remote: Counting objects: 106901, done.
remote: Compressing objects: 100% (6/6), done.
remote: Total 106901 (delta 4), reused 1 (delta 1), pack-reused 106894
Receiving objects: 100% (106901/106901), 95.42 MiB | 4.91 MiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (75315/75315), done.
$

ダウンロードが完了すると、コマンドが終了します。gitコマンドを実行したディレクトリに、bitcoinというサブディレクトリが新規に作成されています。これが、開発プログラム一式です。ソースコード本体はこの中のsrcディレクトリ配下に配置されています。プログラムはC++という言語で書かれています。